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杏の旬は短い!品種ごとの味わいや産地、保存方法を紹介

杏

杏が市場に出回るのは、1年のうちわずか1ヵ月。
甘酸っぱくみずみずしい味わいが魅力の杏は、旬の時期にぜひ楽しみたい果物です。
この記事では、杏の旬や代表的な品種ごとの特徴、産地、保存方法などをご紹介します。

杏の旬はとても短い

杏の旬は6月下旬から7月中旬までの約1ヵ月と、とても短い期間です。
旬を迎えた杏は、生食だけではなく、ジャムやシロップ、ドライフルーツ、お酒など、さまざまな方法で楽しむことができます。
特に生食はこの時期だけ味わえるので、旬を逃さず楽しみたいものです。

杏の主な生産地は長野県と青森県ですが、香川県や広島県などでも栽培されています。
各地でさまざまな品種が栽培されており、品種ごとに旬のタイミングがわずかに異なります。
気になる品種の旬をチェックして、最もおいしいタイミングで味わってみてください。

杏にはどんな品種がある?

杏には多くの品種があり、旬の時期や産地、味わいの特徴はさまざまです。
また、生食向きや加工向きなど、品種ごとにおすすめの楽しみ方が異なります。
ここでは、代表的な11品種をご紹介します。

ハーコット

ハーコット

旬:6月末~7月中旬
おすすめの食べ方:生食

「ハーコット」はカナダ生まれの生食用の杏で、皮ごと食べられます。
日本の在来種に比べて酸味が少なく、フルーティーな甘さが魅力です。
非常に人気が高く、市場に出回る期間はわずか2週間ほどの稀少な品種です。

ゴールドコット

旬:7月中旬~7月下旬
おすすめの食べ方:生食、ジャム、シロップ漬けなど

「ゴールドコット」はアメリカ生まれの品種で、酸味と甘味のバランスが良く、爽やかな風味が魅力です。
生食でもおいしく楽しめるほか、ジャムやシロップ漬けなどの加工にもおすすめです。

信州大実(しんしゅうおおみ)

旬:6月下旬~7月中旬
おすすめの食べ方:生食、ジャム、シロップ漬けなど

信州大実は、「新潟大実」と「アーリーオレンジ」を交配して生まれた大玉の品種です。
程良い甘さとたっぷりの果汁が魅力で、生食でもおいしく楽しめます。
また、ジャムやシロップ漬けなど、加工にもおすすめの万能な杏です。

新潟大実(にいがたおおみ)

旬:6月末~7月中旬
おすすめの食べ方:ジャム、シロップ漬け、干し杏、果実酒など

「新潟大実」は、新潟県原産の品種で、強い酸味が特徴です。
そのため、生食よりもジャムやシロップ漬け、干し杏、果実酒など、加工に適した品種として親しまれています。

信州サワー

旬:6月下旬~7月上旬
おすすめの食べ方:生食、ジャム、シロップ漬けなど

「信州サワー」は長野県で誕生した新しい品種で、鮮やかな橙色の大きな果実が特徴です。
酸味が穏やかで程良い甘味があり、一口かじるとたっぷりの果汁を味わえます。
皮ごと生で食べられるほか、ジャムやシロップ漬けなど、さまざまな食べ方が楽しめます。

信月(しんげつ)

旬:7月中旬~7月下旬
おすすめの食べ方:生食、ジャム、シロップ漬けなど

「信月」は長野県生まれで、適度な甘味とたっぷりの果汁が楽しめる杏です。
ジャムやシロップ漬けなどに加工することで、そのおいしさを最大限に引き出せます。
また、渋みが少ないため、生食でもおいしく味わえます。

平和

旬:6月下旬~7月上旬
おすすめの食べ方:ジャム、シロップ漬け、干し杏など

「平和」は、長野県で大正時代から長く栽培されている品種です。
酸味が強く甘さは控えめで、ジャムやシロップ漬け、干し杏などの加工向けの品種です。

昭和

旬:6月中旬~7月中旬
おすすめの食べ方:ジャム、シロップ漬けなど

「昭和」は、昭和初期に品種登録された、小ぶりな杏です。
酸味がやや強く実は締まっているため、生食よりもジャムやシロップ漬けなどの加工に向いています。

山形3号

旬:6月中旬~6月下旬
おすすめの食べ方:ジャム、シロップ漬け、干し杏など

「山形3号」は、山形県原産の品種で、昭和初期から栽培されています。
適度な甘味と強い酸味が特徴で、ジャムやシロップ漬け、干し杏などの加工に使われています。

八助(はちすけ)

旬:7月上旬~7月中旬
おすすめの食べ方:しそ漬け

「八助」は、大柄で肉厚な果実が特徴の杏です。
甘味、酸味ともに強く、生で食べるとしゃりっとした歯ごたえも楽しめます。
青森県では古くからしそ漬けの加工に使われています。

信山丸(しんざんまる)

旬:6月下旬~7月上旬
おすすめの食べ方:ジャム、シロップ漬けなど

「信山丸」は、長野県で生まれた小ぶりな杏です。
果肉は鮮やかな橙色で、実がしっかりと詰まっています。
酸味が強く香りも豊かなため、ジャムやシロップ漬けにぴったりです。

杏の保存方法

熟した杏は常温で保存すると2~3日で傷んでしまうため、すぐに食べられない場合は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
ポリ袋に入れるかラップで包んで冷蔵庫で保存することで、乾燥が防げて1週間から10日ほど持ちます。

まだ熟していない固い杏を購入した場合は、常温で1~2日ほど追熟させるとやわらかくなります。
常温保存をする際は、気温の高い場所や直射日光が当たる場所を避け、風通しが良く涼しい場所に置くようにしてください。

すぐに食べきれない場合はジャムやコンポートに加工するのもおすすめです。

杏の短い旬を逃さず味わおう

杏は、生で食べるだけでなく、ジャムやシロップ漬けなどの加工にもぴったりの果物です。
目的に合わせて品種を選ぶことで、杏の魅力を存分に楽しめますよ。
6月に入ったら市場に出回る品種をチェックして、食べ比べをしながら旬の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。

めいぶつチョイスでは、旬を迎えた杏を産地直送でお届けしています。
短い旬の時期を逃さず、ぜひ新鮮な杏のおいしさをお楽しみください。