高級魚を絶品の干物に。
旨味を引き出す
熟成乾燥がなせるワザ

Shimane
高級魚を絶品の干物に。旨味を引き出す熟成乾燥がなせるワザ

島根県の「小伊津海旬房(こいづかいしゅんぼう)」の一夜干しは、まるで高級旅館の朝食のような一品です。
酸化防止剤、防腐剤などは不使用。魚のおいしさが詰まった絶品を大切な方のギフトにぜひ。

第一章

小伊津海旬房「海の幸干物
セット A」ならではの3つの魅力

「干物をどこのお店で買っても一緒でしょ」といった声が聞こえてきそうですが、小伊津海旬房の干物は別格、と太鼓判を押したくなるおいしさ。その魅力をご紹介します。

「海の幸干物セット A」。甘鯛(1尾)、のどぐろ(2尾)、連子鯛(1尾)、真アジ(2尾)が含まれます
▲「海の幸干物セット A」。甘鯛(1尾)、のどぐろ(2尾)、連子鯛(1尾)、真アジ(2尾)が含まれます
(出典:小伊津海旬房HPより)
(出典:小伊津海旬房HPより)

”熟成+乾燥”がポイント
魚のうまみが倍増する独自製法とは

「海の幸干物セット A」の魅力は、ギュッと詰まった魚のうまみにあります。そのおいしさは、独自に開発した製法「熟成乾燥」(特許出願中)によって作られます。

同社では、干す工程を屋外で行いません。特殊な機械で湿度と温度を設定し、原料となる魚を乾燥させます。その間に熟成がすすみ、魚の表面からゆっくりと水分が蒸発することで、うま味成分の素となるアミノ酸が増加し、食感もよくなります。

この製法により、一般的な天日干しや陰干しに比べてアミノ酸の量が約10%も多くなります。

加えて、屋外乾燥にありがちな紫外線による脂質の酸化や退色を防げるため、よりおいしく、より美しい見栄えに仕上がる点も大きな魅力です。

完成した干物は、その身にしっかりとうま味をたくわえています。
焼きあがる時の、パチパチと脂がはじけるおいしそうな音。食欲をそそる香りや、ふわふわしっとりとした食感、かみしめるたびに湧き上がるうまみ…五感を使って味わいたくなる、特別なおいしさなのです。

一尾ずつ、釣り針で釣り上げる「はえなわ漁」
▲一尾ずつ、釣り針で釣り上げる「はえなわ漁」

最良の状態で熟成乾燥させるために。
はえなわ漁でとれたものに限定

「海の幸干物セットA」には、山陰の日本海でとれたノドグロをはじめ、合計4種の干物が含まれています。その中でも、鯛の一種「連子鯛(れんこだい)」と、「小伊津甘鯛(こいづあまだい)」の名で知られる高級魚の甘鯛は、はえなわ漁と1本釣りでとれたものだけを厳選しています。

はえなわ漁は、長いロープに一定間隔でつけた釣り針によって魚をとります。網を使った漁法のように魚同士がぶつかりあって体に傷がつくことがほとんどないため、状態の良いものを水揚げできます。

美しい姿、上品な味わいの小伊津甘鯛。水揚げされると、その多くが関西の高級料亭へ出荷される
▲美しい姿、上品な味わいの小伊津甘鯛。水揚げされると、その多くが関西の高級料亭へ出荷される

寿司や刺身で提供される“天然もの”の多くがはえなわ漁で水揚げされることからも、魚を丁寧に扱える漁法と言えます。干物の品質を守るために漁法からこだわるのが、小伊津海旬房流です。

魚種ごとに分けて乾燥させます
▲魚種ごとに分けて乾燥させます

魚種ごとに乾燥させる手間ひま
自社最高のおいしさを追求

どの魚でも、うまみがたっぷり含まれた状態にするために、熟成乾燥は魚種ごとに行います。魚の種類によってサイズや重量、脂肪分、水分量などに違いがあるため、同じ条件下で乾燥させると仕上がりにムラが出てしまうからです。

まとめて乾燥させるより時間と手間はかかりますが、魚ごとに最高のおいしさを引き出すための大切なポイント。効率よりも品質を第一に考える、同社らしい手間ひまなのです。

第二章

独自の製法に活かされている
店主の飽くなき情熱と卓越した技術

「お客様に、いかに魚をおいしく召し上がっていただくか」を追求し続けている小伊津海旬房。その情熱と、創業から培ってきた経験や知識、技術が、製法に活かされています。

独自の製法に活かされている店主の飽くなき情熱と卓越した技術
島根県出雲市に店を構える「小伊津海旬房」
▲島根県出雲市に店を構える「小伊津海旬房」

こだわりがすごい!
小伊津海旬房の一夜干し

「海の幸干物セット A」は、防腐剤や酸化防止剤、着色料などの添加物を使っていません。塩がもたらす天然の防腐効果と、魚のうまみを引き出し、酸化や退色を防ぐ「熟成乾燥」で、魚そのもののおいしさをしっかりと味わえます。ここでは一夜干しの製法とともに、各工程のこだわりをご紹介します。

仕入れ

水揚げされたばかりの新鮮な魚を漁港で仕入れる

地元の島根や鳥取の漁場を中心に厳選
水揚げされたばかりの新鮮な魚を漁港で仕入れる
熟成第1弾

すぐに内臓を取り除き、冷蔵庫で1~2晩寝かせる

死後硬直の身が柔らかくなり、うま味アップ
すぐに内臓を取り除き、冷蔵庫で1~2晩寝かせる
開き

魚を開き、腹部をきれいに掃除する

真水不使用。塩水で洗い、身をプリプリに!
塩漬け

塩漬けにし、体内の水分を抜く

防腐剤不使用。魚によって複数の海塩を使い分け
熟成第2弾
(干し)

塩を落とし、自社独自の機械で「熟成乾燥」

着色料、酸化防止剤不使用。魚のうまみを引き出し、酸化や退色を防止
塩を落とし、自社独自の機械で「熟成乾燥」
完成

パッケージングし、お客様のもとへ

真空パックでおいしさ長持ち
「熟成」とは?

食品に含まれる酵素が、湿度・温度・時間の条件下で働き、うまみや風味が増えることを指します。小伊津海旬房では、一般的な一夜干しよりも熟成の機会を増やし、魚種ごとに細かく湿度・温度を設定することで、より味わい深い商品に仕上げています。

第三章

干物の食べ方、楽しみ方と保存方法

絶妙な塩加減とホクホクしっとりとした身、凝縮したうまみ。このおいしさを堪能できる調理方法や食べ方、保存方法をご紹介します。

干物の食べ方、楽しみ方と保存方法

干物は冷凍のままフライパンで!おいしい食べ方とアレンジ方法

干物は冷凍状態のままで焼くほうが、解凍するよりもおいしく味わえます。

簡単な焼き方は、弱火で温めたフライパンにクッキングシートをしき、干物の皮面を下にしてのせます。皮がパリッと香ばしくなり、身がふっくらとしたら、返してさっと焼いてできあがり。

焼く時に日本酒を軽くふると、よりおいしく味わえます。焼いた身は、お茶漬けやサラダのトッピングにもぴったりです。

最後までおいしく食べるための保存方法

真空パックの商品です。賞味期限が冷凍状態で60日ありますが、保存料を使用していないため、できるだけ到着後1カ月以内に食べきることをおすすめします。保管は、未開封ならそのままで、開封後は一尾ずつラップでつつんだ上からアルミ箔でくるみ、冷凍で保存します。

衛生的な環境で、こだわりの製法で作られる
「海の幸干物セットA」。
敬老の日ギフトや、大切な方への贈り物にいかがですか?

  • 酸化防止剤や防腐剤を使わず、新鮮な原料とこだわりの製法で勝負しています。
  • 独自製法「熟成乾燥」で、グルメな方にもご満足いただける味わいに仕上げています
  • 高級感と、食べなれた食品の安心感を兼ね備えた贈答にふさわしい商品です
  • 大切な方へ、健康への思いやりを伝えることができます
有限会社 小伊津海旬房

有限会社 小伊津海旬房

ショップページ
https://www.meibutsu-choice.jp/shop/detail/175
商品ページ
https://www.meibutsu-choice.jp/products/detail/175/KM-001

※掲載内容は取材当時のものです。諸事情により予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。