8寸墨弾き皿

ショップのこだわり

  • 「にほん」の「ほんもの」を集めた、にほんものストア
  • 全国から選りすぐった逸品
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9,680 (税込) + 送料
在庫 6個
※送料は注文確認画面でご確認ください。

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この商品について

長崎・油木町を拠点に「てつ工房」の屋号で作陶に励む陶芸家・小島鉄平さんが手がける、陶器の大皿です。轆轤(ろくろ)で成型した素地に墨で生き物の絵付けをし、上から顔料を吹き付けて素焼きをすることで、シャープな線の白抜き文様を表現。江戸時代から使われてきたというこの「墨弾き」の技法を用い、呉須(ごす)という青色の顔料で仕上げています。優しく淡いブルーの色合いの中に、焼き物ならではの土味を帯びた白色で描かれた、躍動する生き物の姿が印象的なうつわです。程よく深さのある8寸(約24cm)のお皿は大皿料理にぴったりで、1つあると何かと重宝します。

商品名
8寸墨弾き皿
発送日
3日後以降
ギフト対応
不可
注意事項
  • サイズ:縦約240mm×横約240mm×高さ約70mm
    重量 (g):約790g(個体差あり)
    産地(県名):長崎県
    原材料:陶器
    ※手作りのため個体差あり。

    普段使いからおもてなしのシーンまで、幅広く使える大皿です。呉須という青色の顔料は素焼きの状態で着色するので、色褪せることがありません。たくさん使っていただきながら、美しいブルーや生き生きとした生き物の絵付けを長く楽しんでもらえたら嬉しいです。

私たちはここにこだわっています!

てつ工房

自分なりに1つ1つ課題をクリアしつつ作品を完成させてきました。独自の工夫がなされた、自分ならではのうつわだと自負しております。ぜひお手元に置いて、たくさん使ってあげてください。
小島鉄平

独特の筆致で躍動する生き物たちを描き出した、暮らしのうつわを作っています

長崎・油木町にある「てつ工房」は、会社員から陶芸家へと転身した小島鉄平さんの工房です。子どもの頃からその目で見てきた動物や海の生物たちを描き出したうつわの数々は、生活の中で使いやすいのはもちろん、それだけでない個性的な魅力を放っています。

歴史ある技法を駆使して、先人が蓄積してきたよいものを作品に落とし込んでいます

小島さんが主に使うのは、江戸期から用いられてきた「墨弾き」や、古くから世界各地で見られたという「スリップウェア」という技法。日常の中で使われるうつわだからこそ、生活の中で積み上げられてきた先人たちの歴史や軌跡を大切にしたい??。そんな小島さんの想いは、技術面にも表れています。

「墨弾き」の釉薬の原料には独自配合のものを使用するなど、独自の工夫が光ります

「てつ工房」のうつわは、使う原料にもこだわりが。岐阜・飛騨高山から取り寄せたそば殻の灰と長崎で掘り出した石で作った、自家製の灰釉を「墨弾き」の釉薬として使っています。化粧土や顔料も、独自の配合のもの。小島さんならではの工夫によって、使うほどにますます味わいを増すうつわとなるのです。

躍動する生き物の姿を描いた、大胆かつ繊細な絵付けのうつわを手がけています

長崎県長崎市にある製陶所「てつ工房」。この工房の主である小島鉄平さんは、少し変わった経歴を持つ陶芸家です。卒業後は会社員として就職したものの、自分の時間がなかなか取れない生活を送っていた小島さん。「そんな時にふと思い出すのは、学生時代に出会った陶芸家と学校の校庭に遊びに来ていた鹿でした」。そんな原体験が、小島さんを動かします。少しでもやりたいことをやろうと思い、仕事の合間に陶芸教室へ通い出しました。そしてそのままのめり込んでしまい、作り続けるうちに作品が評価され、陶芸家の道を歩むことに。そんな小島さんが作るうつわに主に描かれているのは、躍動する生き物たち。「窮屈な社会にいたとき、僕が見た動物たちは自由でした。そういう動物たちを描きたいと思って」理想や想像ではなく、自らの目で見てきた生き物たちのリアルな姿が描かれているからこそ、見る人に迫るうつわとなるのです。

先人たちが築き上げてきたものを尊重し、「墨弾き」や「スリップウェア」を用いています

「生活には、昔からの歴史の積み重ねがあるはず。先人たちが作ってきたものの、よい部分を受け継いでいきたい」と語る小島さんがよく使うのが、「墨弾き」や「スリップウェア」という技法。江戸時代から使われてきたという「墨弾き」は、墨汁で絵付けした上から顔料を吹き付けて素焼きをし、墨汁を顔料と共に飛ばせて白抜きの文様を出す技です。多くは主文様を引き立てるために用いますが、この技法で表現できるシャープな線を好み、小島さんはこれを主役にして絵付けをしています。そして「スリップウェア」とは、古くから世界各地で見られた技法です。粘土と水を混ぜた液状の化粧土を作り、うつわに垂らしたり引っかいたりしながら文様を描くというもの。古典的な仕上がりが特徴で、近年そのよさが見直されています。暮らしに寄り添いつつも、独特の感性と歴史ある技法が織りなす唯一無二の佇まいが、小島さんの作品の魅力です。

独自の配合を施した原料にこだわった、育てる楽しみのあるうつわです

「墨弾き」の釉薬に用いる原料においても、小島さんならではの様々な工夫が見られます。岐阜・飛騨高山から取り寄せたそば殻の灰と長崎で掘り出した石を使った手製の灰釉を、「墨弾き」の釉薬として使用。うつわには貫入(かんにゅう)と呼ばれる、釉薬と素地との収縮の差から生まれる釉薬のひび模様が見られるのですが、この貫入の入れ方にもこだわりが。小島さんの製作では釉薬の収縮が大きくなるように調合しており、汚れを染み込みにくくするそうです。また化粧土や顔料も、探求の末に編み出したオリジナルの配合のもの。自力で積み上げてきたあらゆるものを落とし込んだ「墨弾き」のうつわは、使い込むほどに味わい深く育っていきます。

こだわりポイント

にほんものストア
にほんものストア

日本中を巡り、その土地に行ったからこそ見つけられた「にほん」の「ほんもの」。 旅で出会ったうまいもの、美しい場所、手に馴染む道具、人の暖かさ。 「にほんもの」は、日本文化の素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらうきっかけを作ります。

ショップ情報

ショップ名
にほんものストア
出店者名
一般社団法人ギフト研究所
所在地
〒142-0063
東京都品川区荏原3丁目5番地6号リベラルハウス1階

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