Rim bowl S 白

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  • 「にほん」の「ほんもの」を集めた、にほんものストア
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この商品について

陶器の土味を残すかすれた風合いに、漆のような上品な光沢感を宿した独自の作風で注目を集める、愛知県常滑市の陶芸家・大澤哲哉さん。こちらは、国内有数の焼き物の産地で作陶を続ける大澤さんによる、縁のついた小さめ(Sサイズ)のボウルです。ベースとなるのは、白色の土を化粧のように生地の上に施す「粉引」という技法。その素地の上に色の異なる化粧土を重ねて層にし、ヤスリで磨いて質感を作った後に一度焼成します。そして、常滑焼の急須作りによく使われる透明釉「チャラ」を薄がけして本焼きしています。この手法で表現されるヴィンテージライクな質感や柔らかさ、温かさを感じられる仕上がりこそ、大澤さんの作品の真骨頂です。また、使いやすいよう薄くて軽い作りになっています。白と黒の2色展開となっているので、好みや気分に合わせて選んだり、色違いで揃えたりするのも楽しい器です。

商品名
Rim bowl S 白
発送日
3日後以降
ギフト対応
不可
注意事項
  • サイズ:直径165mm×高さ40mm
    重量 (g):約200g※個体差あり
    産地(県名):愛知県
    原材料:陶器
    ※手作りの為、1点ずつ風合いが異なります。

    底のある小さめサイズの器は、何かと使い勝手に優れたアイテムだと思います。副菜やフルーツなど、ちょっとした量や半端な量のものを入れるのにもぴったり。1つ1つ手作りだからこそ生まれる個々の器の個性や、使い込むうちに変化していく焼き物ならではの奥深さもお楽しみください。

私たちはここにこだわっています!

陶芸家 大澤哲哉

器は使い込むうちに、水分や油分を吸収しながら変化していきます。「汚れ」と取ればネガティブですが、器の経年変化の中に美しさを見出せる日本人独特の感性に支えられて成立しているのが陶器であると考えています。普段からたくさん使っていただけると嬉しいです。

まるで骨董品のような作家独自の表現が光る、普段使いの道具や陶器を作っています

「日本六古窯」の1つでもある愛知県常滑市で作陶を行う陶芸家・大澤哲哉さんは、ヴィンテージ感あるかすれた風合いが魅力的な、普段使いできる食器や道具を主に制作しています。大澤さんの磨きの技術と常滑の地で出会った釉薬が融合した美しい日用品は薄くて軽く、使いやすいのもポイントです。

焼き物の産地で生まれ育った陶芸家が自己表現を突き詰めた先に、常滑がありました

美濃焼の産地である岐阜県多治見市で生まれ育った大澤さんは、幼少期から陶芸のおもしろさに触れ、中学卒業後には陶芸家の道を選びます。在学中に師事した師匠の影響と地元を出てみたいとの想いから訪れたのが、常滑の地。そこで常滑独自の釉薬「チャラ」に出会い、大澤さん独自の作風を切り拓くきっかけとなりました。

人との関わりの中で紡がれる道具作りにこだわる一方、自由な作品にも挑戦しています

作り手と使い手とのリレーションの中で進化していく道具作りに惹かれる一方で、型にはまらない自由な作陶にも情熱を燃やしているという大澤さん。その象徴とも言える作品が、日用品を中心とした作品群の中で存在感を放つ、クマのオブジェです。外からの刺激も積極的に取り入れて、自分の中の殻を破り続けています。

上質な骨董品のような唯一無二の質感を持つ、日常使いの道具や器を中心に作る陶芸家です

国内有数の焼き物の産地として長い歴史を持つ、愛知県常滑市。「日本六古窯」の1つにも数えられる常滑焼で知られるこの地で、陶芸家・大澤哲哉さんは、暮らしに寄り添う食器や道具を中心に制作しています。使いやすいよう薄くて軽いフォルムを轆轤(ろくろ)で成型し、白色の土を化粧のように生地の上に施す粉引という技法をベースに用いていますが、大澤さんの作品に見られる最大の特徴は、そのかすれたような独特の質感です。まるで褪せたアンティークのような味わい深い表現は、大澤さん独自の化粧土の使い方や磨きの技術、そして「チャラ」と呼ばれる常滑の急須作りに欠かせない透明釉によるもの。陶器でありながら漆のような光を放つ上品な輝きと、どことなく緊張感のあるシルエットが融合した美しい日用品が今、多くの人の注目を集めています。

多治見から常滑へ。師匠の背を追いながら、己の焼き物を求めてこの地へ辿り着きました

美濃焼の主産地として知られる岐阜県多治見市で生まれた大澤さんは、幼い頃から陶芸が身近にある環境で育ってきました。中学卒業後は陶芸家を志し、高校や大学でも陶芸を学びつつ、大学在学中には陶芸家・古川正道氏に師事。国内外で精力的に活動する師匠の導きと、当時抱いていた地元を出てみたいという想いから辿り着いたのが、常滑でした。自分ならではの表現について苦悩していた大澤さんは、そこで常滑独自の釉薬「チャラ」に出会います。チャラとは、土味を保ちながらも漆のような上品な光沢を放つ釉薬のこと。このチャラ特有の質感に魅せられた大澤さんは、自身の作品の仕上げに黒・白・赤の3種類のチャラを使っています。また、大澤さんが「古いお家にあるものや、お寺にある仏像のような質感 」をイメージしたというかすれた質感は、素地の上に違う色の化粧土を重ねて層を作り、釉薬をかけて焼成した器をヤスリで磨くことで下層の化粧度を露出させて表現しているそうです。その唯一無二の色合いや凸凹に、釉薬・チャラの絶妙な照りを纏わせた作品が、大澤さんのオリジナリティーとなっています。

人と人とのリレーションを感じられる道具作りと、自由なものづくりの双方に情熱を燃やしています

「道具の歴史っていいなって思うんです。道具は、作る人と使う人のリレーションの中でさらにいいものができてくるから」と語る大澤さん。これは、食器や道具などといった日用品を中心に作る理由にもなっています。実際に使う人からの意見に基づいて、ブラッシュアップしていく過程をも楽しんでいるのです。大澤さんの作品は、使う人々と関わり合いながら、今も進化を続けています。一方で、陶芸としての枠にとらわれない自由なものづくりにも注力。その背景には、妻であり同じく陶芸家である増田光さんの存在がありました。増田さんは動物にこけしやだるまなど様々なものをモチーフに、自由で柔らかな陶芸作品を制作しています。「形を制御しながら作ってしまう」というコンプレックスを常々感じていた大澤さんは妻の自由な作風に憧れを抱くようになり、自分なりの自由な表現に挑戦。こうして生まれたのが、日用品が並ぶ中で異彩を放つクマのオブジェです。1つ1つ微妙にサイズや形が異なり、轆轤の回転から解き放たれたようなこの作品は、大澤さんの求める「自由」の象徴とも言えます。

こだわりポイント

にほんものストア
にほんものストア

日本中を巡り、その土地に行ったからこそ見つけられた「にほん」の「ほんもの」。 旅で出会ったうまいもの、美しい場所、手に馴染む道具、人の暖かさ。 「にほんもの」は、日本文化の素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらうきっかけを作ります。

ショップ情報

ショップ名
にほんものストア
出店者名
一般社団法人ギフト研究所
所在地
〒142-0063
東京都品川区荏原3丁目5番地6号リベラルハウス1階

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