鉄絵飯碗

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この商品について

三重県伊賀市で活動する陶芸家の城 進さんが作る、碗の内側に鉄絵で柄をつけたご飯茶碗です。城さんが手がける鉄絵の器は、アフリカで出会った泥染めをモチーフとし、その雰囲気を陶器で表現しています。釘で細い線を描き、象嵌という技法で鉄分を豊かに含む弁柄を施した後、黄瀬戸釉を掛けて焼き上げました。内側の鉄絵による土味の生きた落ち着いた表情と、外側の鉄彩による手肌に馴染む風合いの両方が楽しめます。手に持ったときの収まりのよい大きさとスッキリしたシンプルな形は、普段使いにぴったりです。

商品名
鉄絵飯碗
発送日
3日後以降
ギフト対応
不可
注意事項
  • サイズ:直径120mm×高さ60mm
    重量 (g):約180g
    産地(県名):三重県
    原材料:陶器

    炊き立ての白いご飯が、とてもよく映えます。旬の食材が手に入った折には、季節の炊き込みご飯などにも。食欲をそそる鉄絵のこんがりとした色合いが、日々の食卓をより豊かに彩ってくれたら幸いです。すべて手作りによる制作のため、多少の個体差がある場合があります。ご了承くださいませ。

私たちはここにこだわっています!

陶芸家 城進

今の生活に馴染む。和にも洋にも合う。どこにでもありそうでどこにもない。そして、ちょっとアクセントになる。そんな日常に使える器を作りたいという思いで、日々作陶しております。私の器によって、食卓を囲むひと時が「ちょっといい時間」になれば嬉しいです。

三重県・伊賀の工房にて、鉄絵など多彩な技法で土味の生きた器を作る陶芸家です

伊賀焼の産地でもある自然豊かな里山、三重県伊賀市の丸柱。この地に工房を置き、自作した薪窯を使って作陶をしているのが、陶芸家の城 進さんです。鉄絵のほか、灰釉粉引や黒飴釉など様々な技法を用いた器を作っています。使いやすく洗練されたデザインの器は、日常使いにもぴったりです。

学生時代から陶芸を学び、世界約50ヵ国を巡った経験を器作りに生かしています

京都精華大学で陶芸を専攻し、学生時代から器作りに情熱を傾けてきた城さん。国内の焼き物の産地巡りのほか、大学卒業後には2000年までに世界の国々を50ヵ国ほど訪ね歩きました。多様な経験から育まれた豊かな感性が、現在までの作品作りに生かされています。

定番である鉄絵の器は、アフリカの泥染からインスパイアされました

多くの器好きの心を捉えて離さないのが、城さんを代表する鉄絵杉綾紋のシリーズです。城さん独自の鉄絵の表現は、世界の国々を巡る道中、西アフリカで出会った泥染の布「ボゴラン」から着想を得たのが始まり。その独特の風合いを陶器に落とし込んだ器は、食卓に馴染む新定番となりました。

三重県伊賀市の丸柱に工房を構え、鉄絵をはじめとした土味のある器を制作する陶芸家です

伊賀焼の産地として知られる三重県伊賀市の丸柱。窯焼きへの理解があり、原料や道具の入手もしやすい土地です。陶芸家の城 進さんは、そんな自然豊かな里山に工房を構え、自作した薪窯を使って作陶をしています。鉄絵をはじめ灰釉粉引や黒飴釉、焼き締めなどといった多彩な技法で表現した、土の味わいが生きた作風が魅力です。原料には地元である伊賀の土や信楽の土、瀬戸の土などを、作りたい器のイメージごとに独自のブレンドで使用しています。個性的な意匠にも注目ですが、使いやすい形と軽さである上に耐熱の作品もあり、食器として洗練されたデザインであることも城さんの器の特長。日常使いしやすく料理映えも抜群なので、器好きにはたまりません。

学生時代から陶芸に情熱を傾けてきた城 進さんは、世界約50ヵ国を旅して感性を磨いてきました

1991年より京都精華大学にて陶芸を専攻し、学生時代から器作りに情熱を注いできた城 進さん。その頃から、国内での焼き物の産地巡りも行っていたそうです。大学卒業後にはその足を国外に伸ばし、2000年までに世界の国々を約50ヵ国も訪ね、その独特で豊かな感性を磨いてきました。ある日、日本の伝統的な黄瀬戸の器を見た城さんは、旅中でも特に印象的だったアフリカの染の雰囲気を陶器で表現できるのでは、と思いつきます。そこから試行錯誤を重ね、今や城さんの定番となった、無国籍な独自の作風に辿り着きました。人生の多くを陶芸に捧げてきた城さんの目標は、「世界中の人が普段に使える器を作ること」。これからの挑戦や活躍にも、注目が集まります。

城 進さんの代表作でもある鉄絵のシリーズは、アフリカの泥染から着想を得ました

様々な技法で器を作っている城 進さんですが、中でも代表作と言えるのが、鉄絵杉綾紋のシリーズです。世界を巡る旅の最中、西アフリカ・マリ共和国のドゴンの人たちが作る泥染の布「ボゴラン」に衝撃を受けた城 進さん。あの感じを器にしたいと強く思い、夢中で試作を重ねました。ボゴランの柄はもっと具象的だったため、器に向く柄を模索した結果、杉綾紋を採用。筆では表現しきれない細くて濃い線を求めて、釘で模様を描き、弁柄(鉄分)を象嵌する技法に行きつきました。そこに黄瀬戸釉をかけて焼き上げることで、模様部分の弁柄が釉薬と反応して溶け出し、鉄絵のこっくりとした表情を生み出しています。黄瀬戸釉は微妙な濃さで焼成後の風合いが変わってしまうため、釉掛けの際や窯焚き時には細心の注意が必要です。城さんの柔軟な発想と飽くなき探究心、確かな技術力が、食卓に馴染む新たな定番を生み出したのです。

こだわりポイント

にほんものストア
にほんものストア

日本中を巡り、その土地に行ったからこそ見つけられた「にほん」の「ほんもの」。 旅で出会ったうまいもの、美しい場所、手に馴染む道具、人の暖かさ。 「にほんもの」は、日本文化の素晴らしさを少しでも多くの人に知ってもらうきっかけを作ります。

ショップ情報

ショップ名
にほんものストア
出店者名
一般社団法人ギフト研究所
所在地
〒142-0063
東京都品川区荏原3丁目5番地6号リベラルハウス1階

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