綾部味噌醸造元
綾部味噌醸造元は、創業当時から変わらない手作業で、天然醸造の味噌をつくっています。 大量生産の波にのまれず、手間暇かけて昔ながらの味を守り続けています。
綾部味噌醸造元のルーツ
綾部味噌醸造元は、石畳で舗装された坂の上り口に店を構えています。かつてここでは豪商が酢の商売を営んでおり、酢の醸造用に麹づくりが行われていました。そのことがきっかけで味噌づくりが始まり、明治33年(1900年)に綾部味噌醸造元としての営業が始まりました。 江戸の情緒を今に伝えるこの坂には、「酢屋の坂」という名が付けられ、18世紀中頃に建てられた店舗とともに杵築で一番の観光名所になっています。
綾部味噌醸造元の歴史
18世紀中頃に建てられた店舗や蔵は、杵築市指定の有形文化財に登録されています。綾部味噌醸造元は、今でもこの建物で麹をつくるところから味噌づくりを行っています。創業当時から受け継ぐ室蓋製法(むろぶたせいほう)で行う麹づくりは、三昼夜にわたって室の温度や湿度を一定に保たなければならず、想像以上に気力と体力を必要とします。手間と時間を惜しまずに丹精した麹があるからこそ、素材の風味が生かされた味噌に仕上がります。
こだわりの天然醸造味噌
厳選した県内産の大豆、国産の米、九州産の大麦を使用し、地下から汲み上げた天然水で仕込んだ天然醸造の味噌は、素材の風味を強く感じられるのが特徴です。 合わせ・赤・白味噌など種類も豊富にありますが、なかでも木樽で1年以上熟成させた赤味噌は、大豆の香りがひと際濃厚で、味噌の美味しさをあらためて教えてくれる逸品です。
これからも変わらぬ味で
杵築の街中には、綾部味噌醸造元の店舗とおなじように古くからある民家や商店が数多く残っており、市がふるさと納税の寄付金などを活用して景観保全に努めています。 美味しい味噌づくりと景観保全には関わりがあり、今でも良質な仕込み水が地下から採水できるのは、街が近代化されなかったことが深く影響しています。これからも昔と変わらない味を守っていくために、街の景観保全活動を応援していきます。
ショップ情報
- ショップ名
- 老舗みそ蔵 綾部味噌醸造元
- 出店者名
- 株式会社きっとすき
- 地域
- 大分県 杵築市
- 所在地
-
〒873-0001
大分県杵築市谷町169
老舗みそ蔵 綾部味噌醸造元の商品
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天然醸造の味噌ともろみのセットです。